JAL・ANAの国内線案内では、一般のペットは所定の方法で預けるサービスとして説明されています。航空会社と便ごとの最新条件を予約前に確認してください。
利用する航空会社と運航会社を確認する
予約画面に表示された販売会社と、実際に便を運航する会社が異なるコードシェア便があります。ペットの受付方法、予約、料金、クレート、乗り継ぎは運航会社や旅程によって扱いが変わるため、往路と復路を便単位で確認します。
検索結果の要約、古いブログ、過去の利用経験だけで決めず、搭乗日の公式案内を読みます。機材や搭載スペースの都合で受託できない場合もあるため、航空券を確定する前にペットの条件と問い合わせ先を確認します。
JALとANAの案内を混ぜない
| 確認項目 | JAL | ANA |
|---|---|---|
| 一般の犬の扱い | 受託条件を満たす小動物として預ける案内。機内持ち込み不可 | 空港カウンターで預かり、貨物室へ搭載する案内 |
| 犬種等の条件 | ブルドッグ、フレンチブルドッグは預かり不可と案内 | 犬種、健康状態、ケージ等の詳細条件を公式ページで確認 |
| 受付 | 出発時刻の40分前までにカウンターへ来る案内 | 通常より時間を要するため早めに来る案内 |
| 同意・確認 | 受託条件と確認事項を公式ページで確認 | 同意書への署名と料金支払いを案内 |
| 乗り継ぎ | 運航会社・便ごとの案内を確認 | 航空会社や乗り継ぎ時間で再受託となる場合を案内 |
上表は比較の入口です。料金、受付時刻、対象、予約、ケージ、機材条件は変更されるため、実際の便の公式ページと窓口で再確認してください。
貨物室までの環境を具体的に読む
ANAは、航空機への移動、搭載、取り降ろしが屋外作業となり、夏場や冬場は温度や湿度が大きく変化する場合があると案内しています。貨物室は空調管理される一方、外気温などの影響で客室とは環境が異なる場合があると説明しています。
JALも、地上作業時のエンジン音や車両音、離着陸・飛行中の機械操作音や風切り音など、日常と異なる環境を案内しています。「空調があるから自宅と同じ」と考えず、温度、音、振動、飼い主と離れる時間を含めて愛犬が耐えられるかを考えます。
健康状態は記事だけで判断しない
年齢、持病、短頭種、呼吸器や循環器の状態、強い不安、クレートへの慣れなどにより、航空輸送の負担は異なります。少しでも不安がある場合は、旅行計画と飛行時間、現地の環境を伝えて獣医師へ相談します。
当日に下痢、嘔吐、咳、呼吸の変化、強い疲れ、食欲不振など普段と違う状態があれば、搭乗より体調確認を優先します。旅行を実施するかどうかは、航空会社が受託できることと、愛犬にとって無理がないことを分けて判断します。
クレートは商品の呼び名で判断しない
「飛行機対応」「IATA基準」といった販売ページの短い表現だけで、その便に適合すると決めないようにします。航空会社が示す構造、強度、扉、通気、取っ手、サイズ、総重量、内部用品などを確認し、愛犬が自然に立つ、向きを変える、伏せるための空間を検討します。
航空会社が貸し出すクレートにも数とサイズの制約がある場合があります。持ち込みか貸し出しか、予約が必要か、愛犬とクレートの寸法・重量をいつ伝えるかを確認します。リードや首輪等の扱いも各社の案内に従います。
クレートへ平常時から慣らす
搭乗日に初めて長時間クレートへ入れるのではなく、扉を開けた状態から落ち着ける場所として慣らします。短い時間の扉の開閉、車や公共空間の音など、愛犬が無理なく受け入れられる範囲で練習します。
強い恐怖、逃げようとして体を傷つける行動、呼吸の変化などが見られる場合は、罰や力で押し込まず練習を中断します。必要に応じて獣医師や適切な行動の専門家へ相談し、飛行機以外の移動方法も検討します。
当日の受付を逆算する
自分のチェックイン、手荷物、保安検査に加えて、ペットの健康状態確認、同意・確認、料金支払い、クレート準備に時間がかかります。交通遅延や空港内移動を含め、航空会社が示す時刻よりさらに余裕を持って到着します。
受付前に排泄と短い散歩を済ませる場所、給水、食事の時間を計画します。乗り継ぎ中の食事や引き取りについて独自の条件があるため、長い旅程は区間ごとに確認します。薬の与え方を自己判断で変えず、必要な場合は事前に獣医師へ相談してください。
到着後は予定を入れず観察する
受け取ったらクレート、扉、愛犬の姿勢、呼吸、歩き方を確認し、安全な場所で水分と排泄の機会を作ります。すぐに観光や長距離移動を続けず、静かな環境で休ませます。
ANAは到着後に下痢、嘔吐、呼吸が荒い、震える、食欲がない、外へ出たがらない、不安が続くなどの変化がある場合、獣医師の診断を勧めています。記事で緊急性を自己判断せず、普段と違う状態があれば現地の動物病院へ相談します。
編集部のまとめ
犬との飛行機移動は、航空会社が受託できる条件を満たすだけでは決められません。便・運航会社、犬種、健康、クレート、受付、地上と貨物室の環境、乗り継ぎ、到着後までを一続きで確認します。条件が揃っていても愛犬への負担が大きい場合は、別の交通手段や旅行の延期を選ぶことも大切です。
参考・確認した航空会社公式情報
最終リンク確認:2026年8月24日。実際の搭乗便と運航会社の最新案内をご確認ください。
