いつもの散歩道から、少しだけ足を延ばしてみる。広い空を眺めたり、木々の間をゆっくり歩いたり。秋のお出かけは、公園をひとつ選ぶだけでも楽しみが広がります。
ただ、犬と一緒に出かけるときは、景色だけでなく「どこまで同伴できるか」「休憩をどう取るか」も気になるところ。公園には入れても、園内の建物や庭園には入れない場合があります。
今回は東京・神奈川から、国営昭和記念公園、葛西臨海公園、根岸森林公園をご紹介します。園内を全部回ろうとせず、愛犬のペースで楽しむための計画もまとめました。
施設情報は2026年9月21日に公式サイトで確認。現地取材による体験記事ではありません。開園状況や利用条件は、お出かけ前にも公式情報をご確認ください。
どこへ行く?過ごし方から選ぶ3つの公園
今回の3公園は、「何をして過ごしたいか」で選んでみましょう。
| 公園 | 散歩時のルール | 屋内・雨天の注意 | 出発前の確認 |
|---|---|---|---|
| 昭和記念公園 | 同伴誓約書。園路・人混みではリード1.5m以下 | 建物内など同伴不可区域あり。パークトレイン不可 | 人の入園料・駐車料金、利用ゲートと帰り道 |
| 葛西臨海公園 | リード着用・ふん持ち帰り | 店舗・園内施設・隣接公園は個別に確認 | 入園無料(一部施設有料)。駐車場混雑、移動手段 |
| 根岸森林公園 | 制御できる長さのリードを着用 | 丘陵の傾斜と濡れた路面に合わせて短縮 | 歩く範囲、休憩、帰りの移動。料金は利用施設ごとに確認 |
以下の過ごし方は、公式の施設情報をもとにしたワンと。編集部の提案です。花や紅葉の見頃、当日の混雑を保証するものではありません。
1.国営昭和記念公園|行きたい場所を決めて、余裕のある散歩に
公園のお出かけを一日の楽しみにしたいときは、国営昭和記念公園を候補に。
犬連れで入園する際は、各ゲートで「ペット同伴誓約書」の記入・提出が必要です。事前に公式サイトから印刷して記入しておけば、当日の準備をひとつ減らせます。ペットの入園料は無料ですが、人の入園料や駐車料金は別途確認しましょう。
気をつけたいのは、園内すべてに犬と入れるわけではないこと。日本庭園やレストラン・売店の建物内などはペット同伴不可で、パークトレインも利用できません。園路や人混みでは、リードを1.5m以下にするルールがあります。公式のペット同伴案内 ↗
おすすめは、出発前に「今日行きたい場所」をひとつ決めること。
入口から目的地までの道だけでなく、帰り道も園内マップで確認しておきましょう。「帰りは乗り物で戻ればいい」と考えていると、犬連れでは予定を変える必要が出てきます。
写真を撮りたい場所があっても、そこに着くことだけを目標にしなくて大丈夫。途中で愛犬が落ち着いて過ごせる場所を見つけたら、その日はそこで折り返す。余白を残した計画が、公園での時間を楽しみやすくしてくれます。
なお、ドッグランは散歩とは利用条件が異なります。利用予定がある方は、必要書類を公式案内で確認してから出かけましょう。
2.葛西臨海公園|海を眺める時間を、散歩の目的に
海辺の景色を楽しみたい日は、江戸川区の葛西臨海公園へ。
JR京葉線「葛西臨海公園」駅から徒歩1分。公園は常時開園で、入園無料です。一部の施設は料金や営業時間が異なります。公式サイトでは、犬の散歩時のリード着用と、ふんの持ち帰りを案内しています。
園内には芝生広場や、護岸沿いの展望広場・汐風の広場があります。一方、行楽シーズンの休日は駐車場が混雑し、長時間待つ場合があると案内されています。東京都公園協会の施設案内 ↗
ここでは、「海を眺めながら少し歩く」くらいの予定がおすすめです。
公園の周辺まで含めて予定を詰め込むと、移動や待ち時間が長くなりがち。最初は散歩を中心にして、休憩や食事は当日の様子を見ながら決めてみてください。
カフェを利用したい場合は、その店舗の犬同伴条件を先に確認しておくと安心です。公園に犬と入れることと、個々の店舗や施設を利用できることは別に考えましょう。
また、隣接する葛西海浜公園へ足を延ばす場合は、そちらの利用ルールも確認が必要です。地図上でつながって見えても、同じ条件で利用できるとは限りません。
電車で向かう方は、公園までの近さに加え、利用する鉄道会社のペット持ち込み条件と、愛犬が入るキャリーの条件も確認しておきましょう。
3.根岸森林公園|芝生と木々を眺めて、のんびり過ごす
横浜で緑を感じる散歩を楽しむなら、根岸森林公園も選択肢です。
横浜市中区の高台にあり、自然の丘陵を活かした芝生広場が特徴。園内にはカエデやケヤキ、イチョウなどの樹木もあります。根岸森林公園公式サイト ↗
犬と歩く際は、必ず飼い主が制御できる長さのリードにつなぎ、ふんを持ち帰ることが求められています。公式サイトでは、ノーリードや制御の利かないロングリードについても注意を呼びかけています。公式のリードに関する案内 ↗
おすすめは、広場を眺めながら、歩く時間と休む時間を交互に取る過ごし方。
広い芝生を見ると、たくさん遊ばせたくなるかもしれません。でも、一般の広場はほかの利用者も過ごす場所です。リードをつけたまま、周囲との距離を保って楽しみましょう。
丘陵を活かした公園なので、地図上の距離だけで散歩コースを決めないこともポイント。実際の傾斜や愛犬の様子を見て、無理なく戻れる範囲を選んでください。
紅葉を目当てに行く場合は、訪問直前の園内情報を確認しましょう。「秋だから色づいているはず」と決めつけず、まだ緑が残る時期なら、その日の景色を楽しむつもりで出かけると予定を組みやすくなります。
WAN TO / おでかけの組み立て方
公園ひとつで、余白のある半日。
- 01到着して、ひと呼吸
入口付近で様子を見る。地図で帰り道も確認してから歩き出す。
- 02目的地は、ひとつ
海・木々・広場など、見たい景色をひとつ選ぶ。途中で折り返しても大丈夫。
- 03休んで、帰路へ
休憩のあと、余力を残して戻る。食事に寄るなら犬と使える席を事前確認。
雨が降ったときの代案も、出発前に
公園に犬と入れることは、建物の中へ雨宿りできることを意味しません。屋内へ移るつもりで歩き始めず、雨が強まる前に駅や駐車場へ戻れる範囲を選びます。風や路面の状態によっては、公園へ行く予定自体を変更しましょう。
カフェへ切り替えるなら、店内席、犬のサイズ、空席を確認してから移動します。以下のガイドは別のお出かけ候補を探す入口です。各公園から徒歩圏内にある店の一覧ではありません。
比較表の同伴ルールは2026年9月22日に各公園の公式案内で再確認。半日の流れは編集部の提案で、移動時間や歩行距離を保証するものではありません。
天気とエリアから、次の候補へ
公園散歩は、帰り道まで考えると楽しみやすい
初めての公園では、入口に着いたときが散歩のスタート。帰宅までには、園内の帰り道に加えて、駅や駐車場への移動もあります。
まずは入口付近で少し歩き、愛犬がその場所に慣れる時間を取りましょう。その後、予定していた目的地へ進むか、近くで過ごすかを決めても遅くありません。
出発前には、次のものをひとまとめにしておくと便利です。
- 飲み水と、普段使っている器
- リード、首輪またはハーネス
- 排泄物を持ち帰る袋と、清掃用の用品
- 足や体を拭くタオル
- 利用施設で必要な書類
- 電車移動などで必要なキャリー
荷物を準備するときに、当日の天気と公園からのお知らせも確認しておきましょう。屋外で過ごしにくそうな日は、近所の短い散歩へ切り替えるなど、予定を小さくできるようにしておくと気が楽です。
犬連れ公園散歩のよくある疑問
公園に入れれば、カフェにも犬と入れますか?
店舗ごとの確認が必要です。店内は不可でもテラス席は利用できる場合や、座席・頭数などに条件がある場合があります。食事を予定の中心にするなら、席の利用条件まで調べておきましょう。
公園の散歩にもワクチン証明書は必要ですか?
施設や利用内容によって異なります。入園時の誓約事項と、ドッグランなどの書類提示条件を分けて確認してください。今回紹介した昭和記念公園でも、入園とドッグラン利用では必要な手続きが異なります。
3つの公園を一日で回れますか?
今回の提案は、ひとつの公園を選んで過ごすお出かけです。まずは自宅から行きやすい場所を選び、移動も含めて無理のない予定にしましょう。
次のお休みは、愛犬のペースでひとつの公園へ
行きたい場所を決めて歩くなら昭和記念公園。海辺の景色を楽しむなら葛西臨海公園。芝生と木々を眺めて過ごすなら根岸森林公園。
同じ公園散歩でも、選ぶ場所で一日の過ごし方が変わります。
たくさん歩けた日も、入口の近くでのんびりした日も、愛犬と一緒に過ごした大切な時間。次のお休みは、気になる公園をひとつ選ぶところから始めてみませんか。
10月の公園散歩を計画する
参考・確認した公式情報
最終確認:2026年9月21日。写真掲載なし。冒頭はAI生成のイメージイラストで、実在する3公園の景観を再現したものではありません。
